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実験

情報科学専攻の大学院生20人を被験者とした。被験者の半数である10人に本システム を用いてプリント基板の調整作業を行ってもらい、残りの半数に図7に示 す印刷マニュアルを用いて同様の作業を行ってもらった。印刷マニュアルは、既存の電 子部品用マニュアルをできるだけ真似て作成してあり、全体配置図、指示図等を含んで いる。

作業対象として、図8に示すプリント基板を用意した。この作業対象には、 二つの可変抵抗および、四つのディップスイッチが設置されており、本実験では、図下 に見えるジャンパピンとICのリードピンをプローブ点として用いた。作業内容は、指 定されたディップスイッチの On/Offやポイント間の抵抗値の計測、さらにその計測値 によって分岐する可変抵抗の調節など、12工程の作業である。ARによる作業指示は、作 業点指示は○印を、抵抗調整は回転矢印を明滅させて行い、同時に簡単な英語メッセー ジを表示させた。キャリブレーション誤差のため、ICのリードピン一本一本は正確に 指示できない制約があり、ICの調整の場合はピン番号を同時表示させた。被験者には、 ○印とピン番号の両方からピンを確認するよう強制させた。

  
図7: 印刷マニュアル(一部を抜粋)

  
図8: 作業対象



Yoshihiro Ban (yosihi-b@is.aist-nara.ac.jp)
1998年 9月 8日(火曜日) 15時00分