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English/Japanese

カラードプラ像を用いた流れの3次元可視化法

奈良先端科学技術大学院大学
情報科学研究科 像情報処理学講座
井村 誠孝

概要

超音波測定は非侵襲であるという特長を持ち、 またデータ取得速度が高速で連続した動画像を得ることができるため、 血流の速度を測定するのに適している。

血流の測定にはカラードプラ法が用いられ、 心臓病の診断(例えば弁逆流の有無の判断)に広く用いられている。 カラードプラ法においては、測定結果を色相で表現するのが一般的である。

しかし、一般的な超音波装置では、同時に1枚の走査面上の 流速しか得ることができない。 それゆえ、複数の断面にまたがる流れを把握するためには、 診断者が3次元の流れをそれぞれの頭の中で再構成する 必要がある。 これは高度な3次元把握能力を必要とする作業であり、 また、そのようにして構成された3次元像は個々人の主観に 左右されるため、複数の人間の間で共通認識を持つのが 難しいという問題がある。

これらの問題を解決するためには、2次元のカラードプラ像から 3次元の流れを再構成して提示する方法が効果的であると考える。 これにより、観察者は与えられた3次元流れを客観的に見ることができる。 一方で、情報量が2次元に比べて飛躍的に増大するため、 観察者が自分に必要な情報を抜き出すことが容易になるような ユーザインターフェースが重要性を増してくる。 いくらかのカラードプラ像の3次元可視化が現在までにやられているが、 広く普及しているものは存在しない。 そこで本研究では、計算機環境下における診断者のニーズを 満たすことのできる可視化手法を提案する。

動画

Transparent Cubes Points Arrows Particle Tracking

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e-mail: masata-i@is.aist-nara.ac.jp
last update: Aug. 29, 2001