OpenCVのインストール手順

(2007年2月10日に更新)



1. 次の環境にインストールする方法を説明します.
  OS    :Microsoft Windows XP
  開発環境:Microsoft Development Environment 2003,Microsoft Visual C++.NET


2. OpenCVとは
  OpenCV(Intel Open Source Computer Vision Library)とは,Intelがオープンソースで
  公開しているコンピュータビジョン関連のライブラリです.

2006年10月の時点での最新版です.
  OpenCV_1.0rc1.exe (Windows)
  opencv-0.9.9.tar.gz (Linux)


3. ダウンロード&インストール
 Latest File Releasesから
   opencv-win(約16MB)をダウンロードします.



4. ダウンロードしたファイルを実行します.



5. DLLの設定
(注)beta5はインストーラが自動的にユーザ環境変数を書き換えるようです.
    この設定を行う必要はありません.

 (1)方法1
   次に示すフォルダ内の*.dllを, C:\windows\system32にコピーします.
     C:\Program Files\OpenCV\bin

 (2)方法2(お勧め)
   次に示すフォルダを,環境変数PATHに追加します.
     C:\Program Files\OpenCV\bin
   「マイコンピュータ」アイコンを右クリック→「プロパティ」→ 「詳細設定」タブ→「環境変数」


 (3)方法3(お勧め)
   「システム環境変数」から「Path」を選択→「編集」「変数値」の最後に
   「D:\Open\OpenCV\bin」を追加(先頭のセミコロンを忘れないこと)します.



6. サンプルプログラム
  ここまでの設定でOpenCV付属のサンプルプログラムが動作するはずです.
  確認しましょう.
  D:\OpenCV\OpenCV\samples\c\


7. プログラミングを始める前の設定
  実際にOpenCVでプログラミングするには設定の変更が必要です.


8. Visual Studioの設定
  一度設定すれば以降変更する必要はありません.
  (1)「ツール(T)」→「オプション(O)」→「プロジェクト」→「VC++ディレクトリ」を選択します.

     (2)「ディレクトリを表示するプロジェクト(S)」で「インクルードファイル」を選択し,
       以下を追加します.


    ★C:\Program files\OpenCV\cv\include
    ★C:\Program Files\OpenCV\cvaux\include
    ★C:\Program Files\OpenCV\cxcore\include
    ★C:\Program Files\OpenCV\otherlibs\highgui


「ディレクトリを表示するプロジェクト(S)」で「ライブラリファイル」を選択し,
  以下を追加します.
    ★D:\OpenCV\OpenCV\lib



9. プロジェクトの設定
 プロジェクトを作成する度に設定します.
 新しいプロジェクトを作成し「***」し,「プロジェクト(P)」→「***のプロパティ(P)」
 →「構成プロパティ」→「リンカ」→「入力」を選択し,
 追加の依存ファイル」に以下を追加します.

    ★"cv.lib"
    ★"cxcore.lib"
    ★"cvaux.lib"
    ★"cvaux.lib"
    ★"highgui.lib"
    ★"ipl.lib"
      



10. インストール時の注意点
  beta5のソースには間違いがあるらしく, そのままだとコンパイルできません.
  そのため, cvaux.hの1137行目の
  CvMemStorage* storage; /*storage for 吐oreground_regions・/\
  を

  CvMemStorage* storage;   /*storage for 吐oreground_regions*/\
  と訂正することでコンパイルできるようになります.



11. IPL
  OpenCVはIPL(Intel Image Procesing Library)をベースにコーディングされています.
  OpenCVをインストールするだけでもコンピュータビジョンプログラミングは可能ですが,
  IPLをインストールすれば便利な関数が使えるようになります.

12. IPLのインストール
  IPLは既に公式公開が終了しています.現在では,ミラーサイトを探すしか入手方法はありません.

http://www.cvmt.dk/~hn/Images/install/IPL/
  に置いてあります.

ipl25.exeをダウンロードしましょう.
iplman.pdfはリファレンスマニュアルです.
ダウンロードしたファイルを実行して、インストールします.



13. DLLの設定
(1)方法1
  次に示すフォルダ内の*.dllをc:\windows\system32にコピーします.
  ★C:\Program Files\Intel\plsuite\bin\

(2)方法2(お勧め)
  次に示すフォルダを,環境変数PATHに追加する。
  ★C:\Program Files\Intel\plsuite\bin\

  「マイコンピュータ」アイコンを右クリック→「プロパティ」→ 「詳細設定」タブ→「環境変数」.
  「システム環境変数」から「Path」を選択→「編集」 「変数値」の最後に
  「C:\Program Files\Intel\plsuite\bin\」
  を追加(先頭のセミコロンを忘れないこと).


14. Visual Studioの設定
  一度設定すれば以降変更する必要はありません.
  「ツール(T)」→「オプション(O)」→「プロジェクト」→「VC++ディレクトリ」を選択します.
  「ディレクトリを表示するプロジェクト(S)」で「インクルードファイル」 を選択し、以下を追加します.
  ★C:\Program files\Intel\plsuite\include
  「ディレクトリを表示するプロジェクト(S)」で「ライブラリファイル」を選択し,以下を追加します.
  ★C:\Program files\Intel\plsuite\lib\msvc


15. プロジェクトの設定
  プロジェクトを作成する度に設定します.
  「プロジェクト(P)」→「***のプロパティ(P)」→「構成プロパティ」→ 「リンカ」→「入力」を選択
  「追加の依存ファイル」に以下を追加します。
  ★"ipl.lib"


16. これで完了しました.お疲れ様でした(*_*)
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