NAIST PICTROGRAPHY 4000 II を使う
以下に書かれたことを行う場合は各自の責任でお願いします。このページに書かれた内容を実践した結果について当方は一切責任を持ちません。
はじめに
銀塩写真方式のプリンタである
PICTROGRAPHY 4000 II (以下 Pictro )はその方式のとおり、写真のような仕上がりの印刷物が印刷できるので、証明写真の印刷までにも活用できて便利です。
NAIST の Pictro の場合、
Mistral という Postscript のラッパーを介して印刷するような設定になっています。しかし、この Mistral が Adobe の Generic Postscript を上手く読めないようで、余白が狂って一部が切り取られたような印刷になることがあります。そこで、ここでは、NAIST の Pictro で正しく出力できるプリンタの設定をメモとして残しておきます。
Windows から印刷する場合
楽な方法
Windows から印刷する場合、NAIST の Pictro は Smb(Windows ネットワーク)で共有がかかっていますので、直接 Pictro に接続して印刷するのがよいと思います。設定方法ですが、個人常用ワークステーションなどで、
ypcat hosts | grep isa2pictro
などとして、Pictro の繋がっているマシンの IP アドレスをメモします。そして、Windows マシン上で
「スタート」→「ファイル名を指定して実行」
で、
\\xxx.xxx.xxx.xxx\isa2pictro
(xxx はメモした IP アドレス。セキュリティの観点から伏字にしました。)
などとすると、Pictro がプリンタとして見えるはずです。ドライバはサーバ側に登録されているので、普通にプリンタを追加するだけで使用できる状態になります。
ドライバが上手くダウンロードできない場合
千原研のように学内プリンタを samba で共有し、それをプリンタとして設定する場合などでは、ドライバが上手くダウンロードできないことがあります。(たしか、サーバーの設定次第なのですが ... 。)その場合は、以下のような手順を取ります。
Adobe Printer Driver のダウンロード
まず、Adobe Printer Driver をダウンロードします。adobe.co.jp のものは古いので、adobe.com からダウンロードしてください。2003 年 10 月 19 日現在、
http://www.adobe.com/support/downloads/product.jsp?product=44&platform;=Windows
にあります。そして、ダウンロードしたファイルを実行してインストールします。プリンタの場所(ローカルかネットワークか?)を聞かれますが、後でどうせ設定しなおさないといけないので、ローカルでいいです。
プリンタの種類を設定する
インストールするプリンタの種類を PPD ファイルの指定という形で聞かれますので、Mistral 用の PPD ファイルを読み込ませます。
- まず、Mistral 用の PPD ファイルをダウンロードします。(ここにあるのは学内限定で転載禁止です。おそらく Mistral の製造元である、日本テクノ・ラボにある、Mac 用の PPD ファイルと同じだと思いますが、Windows では上手く解凍できなかったので、サーバ側からコピーしてきました。)
- c:\adobe\ などにコピーします。スペースの入った名前のフォルダでは上手く読めないようです。
上記をプリンタの種類を聞かれたときに指定します。すると、Generic Postscript Printer に続き、
Mistral Print Server for PG4000
が追加されていると思いますので、それを指定して次に進んでください。
これでプリンタを追加できましたが、このままだと、なぜかプリンタの名前をデフォルト以外に変更することができません。これでは不自由ですので、作成されたプリンタを削除して、インストールされたドライバをもとに新しくプリンタを追加してください。
- 「新しいプリンタのインストール」や「プリンタの追加」を実行します。
- プリンタの場所を正しく指定してください。
- プリンタドライバは今は適当に選んでください。
- インストールが終わったら、プリンタのプロパティを実行し、詳細設定からドライバに Mistral Print Server PG4000 らしきもの(短い名前に自動変換されている。)を指定します。
印刷のコツ
Pictro で高解像度の画像などを印刷すると、非常に時間がかかります。これは、純粋に PostScript ファイルに変換するとデータ量が大きくなるからだと思われます。
しかし、いくら高解像度のデータを送っても、Pictro は 400 dpi が最高の解像度なので、印刷に時間がかかるだけで意味がありません。ですので、もしお持ちなのでしたら、Acrobat Distiller などを使って、画像解像度が 400 dpi 程度の PDF を作成してから印刷すると一瞬で印刷できるようになります。もしかすると、印刷時の PostScript の設定で、「印刷が速くなるように最適化」などを使えばよいのかもしれませんが、私は試したことがありません。
Mac から印刷
Mac のプリンタの設定はやったことが
ほとんどないのでよくわかりませんが、上記の PPD を Mistral の製造元からダウンロードすれば上手くいくと思います。
UNIX から印刷
こちらは一度しか試したことがありません。
気づいたことは以下の通りです。
- Postscript Level 1 で出力すると白黒になります。
- A4 縦のまま回転せずに印刷すると A3 に出力されます。
- 縦横ともに 15mm ほどずれて出力されます。
小生の書いたページを参考にして自分で調整していくしかなさそうです。ドンピシャの設定を出すまでに何枚無駄紙印刷をすることか。もったいないので、情報持ってる人がいたらメールください。気休めですが、
pstops '1:0@.9'
を通してから lpr すると、とりあえずは印刷できそうな気がします。