印刷コマンド
を指定する項目があります。これは、Netscape が生成した Postscript ファイルをどのコマンドを使って印刷するかを指定する場所です。通常は、lpr コマンドを指定します。ただし、アプリケーションによっては、ここにパイプなどを使ってコマンドを並べても正常に処理されません。紙を節約したければ、一旦、ファイルに出力してしまうのが、無難な方法です。cat test.ps | lpr -Pals2p
で印刷することができます。-P はプリンタを指定するオプションで、この例 では、als2p というプリンタに出力されます。cat test.ps | psnup -nup 2 | lpr -Pals2p
とすると、test.ps が 1 ページに 2 ページ分出力された状態で、印刷されます。 2 を 4 にすると、4 ページ分出力されます。好みに応じて変更してください。cat test.ps | lpr -Pals2p-d
のようにプリンタ名 + "-d" で両面印刷できるようになっていますが、 これは、長辺綴じに設定されています。この場合、プリンタの構造上、A4横など の横長の文書を両面印刷すると、裏と表で天地が逆になって、 短辺側で綴じられなくなります。綴じられるように印刷するには、プリンタに指 令を送る必要があり、<< /Duplex true /Tumble true >> setpagedevice
という 1 行を test.ps の先頭に書き込めば、プリンタに短辺側で綴じる指令を 送ることができます。また、この指令は両面印刷機能も ON にします。 長辺綴じで印刷するには、<< /Duplex true /Tumble false >> setpagedevice
とします。 ここに 、上記指令を追加してくれるスクリプトが公開されていますが、私は、echo コマンドを用いました。繰り返し使うのであれば、スクリプトを用いる方が便利 です。echo を用いるのであれば、(echo "<< /Duplex true /Tumble true >> setpagedevice"; cat test.ps)
とします。括弧でくくるのは、2 つのコマンドをひとまとまりの処理とみなすよ うにするためです。(echo "<< /Duplex true /Tumble false >> setpagedevice"; cat test.ps) | psnup -nup 4 | lpr -Pals2p
奈良先端大学内では、cat test.ps | psnup -nup 4 | lpr -Pals2p-d
(echo "<< /Duplex true /Tumble true >> setpagedevice"; cat test.ps) | psnup -nup 2 | lpr -Pals2p
(echo "<< /Duplex true /Tumble true >> setpagedevice"; cat test.ps) | psbook | psnup -nup 2 | lpr -Pals2p
印刷された紙を真ん中で折り、折り目部分をホチキスで留めれば、中綴じ製本 の出来上がりです。中綴じは見やすいのですが、専用のホチキスがないと、綴じ るのが面倒なので、冊数やページ数が多いときは、平綴じをお勧めします。(echo "<< /Duplex true /Tumble true >> setpagedevice"; cat test.ps) | pstops '4:1L@.7(21cm,0)+2L@.7(21cm,14.85cm),3L@.7(21cm,0)+0L@.7(21cm,14.85cm)' | lpr -Pals2p
pstops は psnup や psbook の親分的存在で、サイズ変更・並び替え・ 回転などを行うことができます。詳しくはマニュアルをご参照ください。