主に従事しているテーマ
円筒鏡を用いた物体の全周形状計測
単純なシステム構成と計測手順をもち,
なおかつ動物体の全周形状計測にも適用可能なシステムです.
内部が鏡面となっている円筒内に計測対象を置き,魚眼レンズを装着したカメラで対象を上から撮影することで,
カメラから直接見える像と,円筒鏡の内部で反射した像を一度に観測します.
これは実カメラと仮想カメラを用いて,物体上のある一点を複数の視点から同時に観測していることに等しく,
ステレオ視を用いて,一枚の画像からすべての点の奥行きを計算できます.
床面への映り込みを考慮した拡張現実感環境
拡張現実環境において重要な要素の一つである光学的整合性を保つため,
仮想物体と実環境の光学的な相互作用を考慮するための手法です.
他の研究テーマ
情景画像からの文字領域抽出
OCR(Optical Character Reader)を用いて画像中の文字をコンピュータに認識させる際,
図や表を含んだ画像や,風景をカメラで撮影した情景画像のように,
文字領域と非文字領域が混在する画像から文字領域だけを正しく抽出,および文字を認識することは,
文字領域部分の書式が既知でない限り非常に困難です.
そこで本研究では,文字が持つ形状特徴を「文字らしさ」ととらえ,
閉領域の「文字らしさ」を定量的に定義することで,
文字領域と非文字領域が混在する画像から文字領域を抽出します.
本研究ではとくに,閉領域の線幅と輪郭線の形状が用いられました.
TSUMU - リスト編集のための積み木型インタフェースを有する音楽プレイヤ
TSUMU(Tack Stack User-interface for Music Utilities)は,
カメラとジェスチャを用いたメディアプレーヤ用の新しいインターフェースです.
音楽プレーヤはしばしば,他のアプリケーションと同時に使われます.
しかし,音楽プレーヤ用の従来のインターフェースは,マウスとキーボードを使います.
たとえば,あなたがワープロを使いながら音楽を止めたいとき,どうしますか?
TSUMUは,従来のインターフェースより単純な行動でプレーヤを制御することを可能にします.
さらに詳しい情報はこちら(英語)
ヒトとモノを見守るセンサネットワーク
室内環境におけるヒトとモノの移動をセンサネットワークにより把握するシステムです.
画像処理能力および無線LANへの接続能力を有するカメラセンサノード,
RF-IDやFeliCaなどの非接触型タグシステム,
およびこれらのセンシング情報を活用してサービスを提供するイベント処理ノードによって構成されます.
ヒトの個人識別は入口付近に設置したゲート型タグリーダやIDカードを利用した解錠システムで行い,
入室時からのヒトの移動はカメラ画像を元に追跡されます.
また,モノの位置や移動は,それぞれのモノに貼付されたタグと,
棚などに配置されたタグリーダによって把握されます.
これによってモノの位置やその所有者を把握できるシステムを,
ヒトがモノを持ち出すための特別な手続きを必要としない形で実現します.
現状では蔵書管理システムが試作されています.