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1.はじめに

近年,超音波画像,X線CT,MRIなどのモダリテイを通して得られる医用画像
から,臓器の3次元画像を示すことが可能となってきた.これは,診断や手
術計画などに大変有用である.このように,臓器の3次元可視化は,大変重
要であるといえる.

本論文では,皮膚を対象とし,皮膚の断面の超音波画像から3次元可視化を 試みる.

2.高周波超音波画像.

表1は,皮膚の高周波超音波画像の撮像条件を示す.

画像サイズ 292*200 pixel
解像度 25um/pixel
スライス間隔 75um
画像深さ 8bit
スライス枚数 50

3.3次元高周波超音波画像

50枚の皮膚断面の2次元画像を3次元化する.このとき,画像は,2枚 置きにおく.
画像から,角質層,表皮,真皮をみることができる.

4.今後の課題

今回は,皮膚断面の2次元超音波画像を3次元画像にすることを試みた.
あらゆる角度から観察し,皮膚の様子を確認することができた.

皮膚の各層が画像化されることは,診断やガンの早期発見に役立つと考えられ る.

私達は,毎日,太陽光線から紫外線を受けている.これらの紫外線は,皮膚
層に到達し,気付かずうちに,皮膚ガンやしみの原因となっている.もし,
紫外線からつくられる生成物,つまりメラニンを可視化することができれば
皮膚の健康状態を知る上で,極めて重要であるといえよう.そのため,各層
における生成物の可視化が,重要となってくる.

次の課題としては,眼の2次元断面画像から3次元可視化を試みる.