system


2.超音波画像転送システム

手法

転送遅延ができるだけ少ない画像転送システムを構築するには 動画像情報量の軽減を図らなければならない。 そこで本研究では、超音波画像の診断時における利用法に 注目し、転送領域を限定することで遅延時間の問題の解消を図った。 すなわち、超音波画像には、診断に直接関係しない領域および 診断者の関心の薄い領域が存在することに注目した。

診断に直接関係しない領域とは、日付や輝度レベルの表示等や超音波画像以外の 領域であり、診断者の関心の薄い領域とは、実際の超音波画像内でも患部 とは関係が小さい部分等の領域である。 したがって、診断側で必要な画像領域を設定し、その領域に対応する部分だけ、 転送することができれば、貴重な資源である通信回線を有効に利用でき、 診断側にとっても、より遅延が少ない画像を診断に利用できると考えられる。

処理の流れ

システムの概念図

転送仕様

  1. ネットワーク層のプロトコルにIPを採用
  2. トランスポート層のプロトコルにUDPを採用
  3. 画像はフレーム単位で転送
  4. 1フレームは複数のパケット(512バイト)に分けて転送
  5. 1つのフレームの転送に失敗しても次のフレーム転送には無影響
  6. 転送直前のルーチンとしてランレングス圧縮を行なう


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水間 玲(akira-mi@is.aist-nara.ac.jp)